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保安官
保安官手続き
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  海上保安官になる夢を叶えたい。海上での国の治安などを守り管理するプロになって活躍を志す方に海上保安官になる為に必要な手続きや手順と方法をキチンと理解しておきましょう
保安官手続き 保安官手続き
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保安官とは 保安官になる為の基本
保安官になる道  
 

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保安官とは

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海上保安官とは

 

 

 

海上保安官の仕事

海上保安官とは、海の治安を安全に保てる様に管理する人の事。

  • 簡単に言えば、海上で起こるあらゆる犯罪から人々を守る人です。
    • つまり、一般的には、海のお巡りさんと呼ばれる人。

つまり、海の治安と安全が保たれる様に見張っている。

海上保安官組織

海上保安官の組織は2つに分かれている。

  1. 中央機構
  2. 地方機構

中央機構

  • 海上保安庁長官
  • 次長
  • 警備救難監

 

地方機構

  • 地方機関は全国を十一の管区に分けています。
    • 各管区本部には
    • 本部長
    • 次長などの指示のもと
      • 各都道府県及びその周辺海域を担当します。
  1. 約:455隻の船艇
  2. 約:74機の航空機を保有し各種業務にあたっている

 

海上保安官の職場

海上保安官の職員数は約13,000人で、それぞれの部署に分かれています。

  • 捜索救助
  • パトロール
  • 捜査・立入検査
  • 災害対応
  • 船舶交通の安全
  • 海洋調査

海上保安官の現場

  • 海上保安庁は国土交通省の外局として設置されている
    1. 海上における犯罪の取締り
    2. 領海警備
    3. 海難救助
    4. 環境保全
    5. 災害対応
    6. 海洋調査
    7. 船舶の航行安全等の活動を行いながら
    8. 全国 に11の管区海上保安本部を設置している。

 

捜索救助する海上保安官

  • 通報後、現場へ急行して、救助要請があった船舶や漂流者を捜索する。
  • 発見後は巡視船艇や航空機への揚収する
  • 海難船舶からの人命救助を行う。
  • 船舶が航行不能の場合、巡視船艇でえい航を行う。

パトロールする海上保安官

  • 海上の安全確保に努める。
  • 犯罪やゲリラ、テロなど未然に防ぐことが職務とされる。
  • 海洋の保全と不審船舶や密猟の確認を行う。
  • 巡視船艇・航空機によるパトロールを行う。

捜査・立入検査する海上保安官

  • 海上保安官の権限により、法令違反の確認のため、船舶の立入検査が出来る。
  • 司法警察の職員権限の元、海上のあらゆる犯罪に捜査を行う事が職務。

災害対応する海上保安官

  • 地震や津波、火山などの自然災害が発生した場合は、海上での捜索救助を遂行する。
  • 避難住民や必要になる物資の搬送を行う。
  • 海難等による重油や海上火災などの消火を行い安全を確保する。

船舶交通の安全する海上保安官

  • とくに船舶交通が多い海域などは、船舶の安全や通常の運航を確保する。
  • 巨大船が行き交う航路の安全と航行が出来る様にパトロールを行う。

海洋調査する海上保安官

  • 海上保安庁は航海の安全目的から海洋調査を行う。
  • 水路の測量や海底の地殻調査も行う。

 

海上保安官の特別職務

各部門のエキスパートたちが治安を維持し業務に携わります。

  1. 海上保安職務の経験後、本人希望や推薦選抜で職種に就くことができます。
  2. 職種に就くため、海上保安大学校に入校して研修を受ける事もある。

 

  • 特殊警備隊員
    • シージャック
    • 不審船事案
    • 船舶内で発生した暴動
    • 海賊対応
    • 海外での邦人保護など
    • 通常の海上保安官では難しい重要な警備業務を任務する。
  • 特別警備隊員
    • 密航船の制圧
    • 海上デモ
    • 重要施設の警備など
    • 原子力発電所などの警備警護を行う重装備する保安官です。
    • 重装備(自動小銃、バイザー付きヘルメット、大楯・小楯など)
  • 特殊救難隊員
    • 特殊な事故が発生した場合に出動する保安官。
    • ヘリコプターから降下
    • 荒天時の救助など最高難度の技術を備えた保安官です。
    • 通常の巡視船艇や海上保安官では対応できない業務を遂行する。
    • 専門的な知識や技能に優れ常に命の危険と隣り合わせな救難業務を行う保安官。
  • 機動防除隊員
    • 重油流出
    • 有害液体物質
    • 危険物など
    • 海上災害が発生した場合に、防除や防除指導など助言や指示を行う保安官。
  • 機動救難士
    • ヘリコプターで出動する特殊救難隊の各管区隊員です。
    • 特殊救難隊員に準ずる救難能力をもち合わせ
    • 荒天時の救助など最高難度の技術を備えた保安官です。
    • 通常の巡視船艇や海上保安官では対応できない業務を遂行する保安官です。
  • 潜水士
    • 救難強化巡視船などに配属される隊員です。
    • 沈没船の事故で取り残された乗組員をヘリコプターや巡視船から潜水救助する。
    • 遺留品の捜索を行う保安官です。
  • 国際捜査官
    • 諸外国の関連する事件や事故の捜査を行う隊員。
    • 外国人容疑者の逮捕や取り調べを行う保安官です。
  • 鑑識官
    • 事件や事故の検証を行う隊員。
    • 衝突の痕跡や指紋採取など鑑識業務を行う保安官です。
  • 音楽隊員
    • 海上保安庁の吹奏楽団員。
    • 定期の演奏会やコンサートを行う。
    • ある年数が経過すると、現場や本庁で通常の職務に戻る保安官です。

 

海上保安官の将来

海上保安官は、正義感と責任感がある仕事です。

  • 世界の犯罪はハイテクに進化し、より分かり辛い犯罪も増えてきている。
  • 犯罪の高度化に対応する為に、より最新の技術調査などが積極的に使われる様になった。
  • 今後も、更にハイテク化が進み、追いついては逃げの追いかけっこ状態です。
  • また、日本にいる、または来る外国人犯罪が急増している。
  • つまり、犯罪の国際化が目立ってきている。その犯罪数は今後ますます増えていくと予想されている。
  • つまり、犯罪を追う保安官もインターナショナルに強くハイテク犯罪に対応すべき、語学や技術に優れた人材、保安官が必要とされて来る。

つまり、今後も海上保安官に求められる職務も多くあり必要とされる存在であることは間違えありません。

 

海上保安官の魅力

海上保安官は、いくつもの組織から構成される特殊な仕事です。

  • 保安庁から指示を出す司令塔だったり
  • 担当事件でスムーズに事件を解決したり
  • また、担当した犯罪が未然に防げた時などは何より嬉しい事です
  • 救助要請に取り組み多くの成果が出た時は感動すら覚えます
  • また、人には見えない資料調査や検査担当官など影の功績

裏方ながら、犯罪撲滅に貢献出来る素晴らしい仕事です。

  • 一人前の保安官になるまでに、時間を要する経験や習得があります。
  • しかし、独り立ち出来るような海上保安官になれば、ある程度の収入は確保される魅力があります。

 

海上保安官の年収

各都道府県の海上保安官として働く場合

  • 基本的に公務員です
  • つまり公務員給与になります。
  • 年数経験が重要とされる職場のため
  • 経験や年齢により変化する
  • 平均年収:約500万円〜700万円
  • 20代平均年収:約300万円〜400万円
  • 40代以上平均年収:約500万円〜800万円

 

 

海上保安官の業務許可

海上保安官の業務をする人は公務員になる事が必要です。

  • 業務を行う場合
    • 海上保安学校の採用試験で合格する。

 

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保安官になる為の基本

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海上保安官になる為の基本

 

 

 

海上保安官になり活躍する為の基本的な考え

基本的に公務員になる事が必要です。

  • 海上保安官

海上保安官業務が出来る為に

  • 海上保安官になる学校の採用試験を受験する必要があります。

海上保安官の業務が出来る為に

  1. 海上保安大学校の採用試験を受験する必要があります。
  2. 海上保安学校の採用試験を受験する必要があります。

 

海上保安官としての素質

  1. 正義感が必要です。
  2. 律儀で協調性に優れ組織を守れる秩序。
    • 上記のことは保安官としての最低限必要な条件になります。

その日の事件や事故状況に合わせて対応する事も、経験で覚えていくことが大切になるのです。

また

  • 海上保安官は冷静であること
  • トラブルにどう対処するかを瞬時に決めること
  • 決断力や実行力も必要です
  • 何かほかの作業をしながらも目配りができる力があること
  • 体力や健康に自信があること
  • 地域を守り安全を確保していかなければいけません。
    • つまり、市民などに適正に指示し、突然のトラブルも対処し安全に避難させること
    • つまり、パニックになったり冷静さを失い周囲が見えなくなるタイプは不向きです

また

  1. 最近は犯罪の国際化に伴い海上保安官の英語力も必要です。
  2. 海上保安官は迅速な判断力と集中力。
  3. 海上保安官は、乱闘や闘争、逃亡などもあり、身体的にも優れていることが必要です。
  4. 海上保安官は、常に冷静でいられる事。
  5. 厳しい秩序や序列と規律に適応できる精神力が必要です。

 

勤務時間

  • 海上保安官は基本的に24時間休むことは無い。
  • つまり、24時間を交代で海上保安官の業務に従事します。
  • 休みの日でも、犯罪や事故などで出勤命令があれば従わなければいけない。
  • つまり、休日も休みで無くなることは覚悟する必要がある。
    • 海上保安官は、3つの勤務形態がある。
    1. 通常の勤務する
      月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時15分まで
    2. 毎日制勤務する
      大型船:20日行動して10日ほど休み
      中型:10日行動して5日ほど休み
      小型:3日行動して1日休み
    3. 当直3交代勤務
      朝10時ぐらいから翌日の10時半までの24時間拘束される15時間30分勤務

     

トラブルも付きまとう

  • 例えば、海上保安官に敵意を持つ者
  • 例えば、いきなり船体に体当たりして来る者
  • 例えば、予期せぬテロや予告
  • 例えば、事故などで大惨事になった時
  • どんな時でも冷静沈着に対応する精神力を持ち合わせること。

つまり

  • 権力がある
  • 制服が素敵
  • カッコ良いなど言っている場合では無く
    • どんなに辛い状況に置かれたとしても。
    • 冷静に迅速に対応できること。
    • 同じ対応と冷静さで海上保安官の職務を全うしなければならないのです。
    • また、日ごろから体力などの訓練を積み重ねる事や力を付ける訓練が行われている。
    • また中には、特殊訓練と呼ばれる厳しい訓練などもある。

つまり、どんな事件や犯罪に対してもプロとしての責任感を持つ、市民に安心感を与える事が出来るのが海上保安官なのです。

つまり、制服が格好良い船が好きだから出来る様な甘い仕事でも無いと言う事です。

もしも

  1. 少しでもこの時点で怖いや無理かもと心に思う方は?
  2. 海上保安官には向いていませんし出来ませんので早めに諦める様にすると良いでしょう。

 

海上保安官は信頼性が求められる

海上保安官を長年やっているベテランなどは、経験を積んでいるので、その場での判断や状況を飲み込む能力がありますが、しかし、若手の保安官はついつい先走り冷静さを欠く場合があります。

  • 自分勝手な良かれと思う行動が2次災害に繋がることもあり得ます。

つまり

  • どの様な状況になってもチームの連携と上官の指示に従う
    • 様々な問題の勃発に対しても丁寧に適切に行動する
    • 安定した指示を提供する
    • 常に冷静に判断し状況を見極める
    • そんな存在が信頼を生み感謝されることに繋がるのです。

つまり、信頼され頼られる海上保安官の姿が必要になると言う事なのです。

 

海上保安官の喜び

  • 問題無く1日が終了した時
  • 最悪な状況の中でも無事に市民の安全や職務を遂行が出来た時
  • 市民から、ありがとうなどの声をかけられた時
  • 当たり前のことですが、街が安全で市民に笑い声などの様子が見れる時

これからも、職務を正義感持って遂行する姿が求められます。

  • 海上保安官は自分に任せて貰えば安心だと思って貰えるような態度と口調や知識で応対します

上記の様な正義あふれる精神を持った人が海上保安官の仕事を出来るのです。

 

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保安官になる道
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海上保安官になる道

 

 

 

海上保安官を目指す道はパターンがある

  1. 高校卒業後に海上保安大学校の採用試験へ
  2. 短大や大学へ卒業後に海上保安学校の採用試験へ
  3. 海上保安大学校または海上保安学校卒業後、海上保安官へ

 

高校卒業後に海上保安大学校の採用試験へ

海上保安大学校では、将来の海上保安庁の幹部となる職員として必要な学術及び技能の修得と心身の錬成を行う。

  1. 本科4年の教育期間は全寮制ですごす。
  2. 法律、海上保安行政に関する授業や逮捕術等の訓練を行う。
  3. 2学年後期に、巡視船艇勤務時に担当する船務にかかる。
  4. 専攻分野、第一群(航海)、第ニ群(機関)、第三群(情報通信)のいずれかを専攻する。
  • 本科を卒業すると、学士「海上保安」の学位が授与される。
  • その後、6ヶ月間の専攻科に進む。
  • 練習船「こじま」での世界一周遠洋航海実習
  • 犯罪捜査、鑑識、海難救助など
  • 海上保安業務に直結した実務を学ぶ。

 

  • 専攻科修了後、さらに3ヶ月間の研修(研修科国際業務課程)の後
  • 全国各地の巡視船艇等に配属されます。
  • 主任航海士等として2〜3年乗り組む。
  • その後、陸上勤務と海上勤務を交互に繰り返しながらキャリアアップする。

受験レベル

  1. 第一次試験
    • 基礎能力試験
    • 学科試験
    • 作文試験

 

  1. 第二次試験
    • 人柄、対人的能力
    • 人物試験
    • 身体検査
    • 身体測定
    • 体力検査
  • 採用倍率:約10倍
  • 海上保安の学校の学生は採用と同時に国家公務員となります
  • その為、月額140,100円の給与と年2回の期末・勤勉手当(ボーナス)が支給される。
  • 授業料等は一切必要が無い。
  • 食費や教科書代等に毎月約3万円が必要。
  • 所得税、共済組合掛金等を差し引き毎月の手取りは約8万5千円です。
  • ※学校採用時より給与が支給される

 

短大や大学へ卒業後に海上保安学校の採用試験へ

海上保安学校では、海上保安庁の一般職員として必要な知識及び技能の修得と心身の錬成を行う。

  1. 卒業後の業務に応じ4課程3コースが設けられる。
  2. 航空課程や海洋科学課程といった海上保安大学校にはない課程も設置されている。
  3. 実践的な授業で各分野のエキスパートを育てる。
  4. 教育期間は課程ごとに1〜2年。
    • 船舶運航システム課程
    • 航空課程
    • 情報システム課程
    • (法律、海難救助、海上犯罪捜査・鑑識などの授業)
    • (逮捕術等の訓練を行う)
  • 海洋科学課程では海象、気象、天文等、水路業務に関する授業を行う。
  • また全課程で練習船みうらでの乗船実習を行い、巡視船艇等の運用技能や実務を身につける。
  • 教育期間中は、寮生活を通じ、将来の職場において必要とされる規律、責任感、協調性、積極性を養う。
    • 全ての課程で所定の実務経験の後、
    • 海上保安大学校の特修科に進む進路で、将来幹部として活躍する道も開かれている。

受験レベル

  1. 第一次試験
    • 基礎能力試験
    • 学科試験
    • 作文試験
  1. 第二次試験
    • 人柄、対人的能力
    • 人物試験
    • 身体検査
    • 身体測定
    • 体力検査
  1. 第三次試験 (航空課程)
    • 人物試験
    • 適性検査
    • 身体検査
  • 採用倍率:約10倍
  • 海上保安の学校の学生は採用と同時に国家公務員となります
  • その為、月額140,100円の給与と年2回の期末・勤勉手当(ボーナス)が支給される。
  • 授業料等は一切必要が無い。
  • 食費や教科書代等に毎月約3万円が必要。
  • 所得税、共済組合掛金等を差し引き毎月の手取りは約8万5千円です。
  • ※学校採用時より給与が支給される

 

受験資格

    1. 身長が男子157cm、女子150cmに満たない者
      ・ 体重が男子48kg、女子41kgに満たない者
      ・ 視力(裸眼又は矯正)がどちらか1眼でも0.6 に満たない者
      ・ 色覚に異常のある者(職務遂行に支障のない程度の者は差し支えない。)
      ・ どちらか片耳でも2,000 、1,000 、500 各ヘルツでの検査結果をもとに算出した聴力レベルデシベルが40デシベル
      以上の音の失聴のある者
      ・ 四肢の運動機能に異常のある者
  1. 海上保安大学校:入学する年の4月1日現在で21歳未満
  2. 海上保安学校;入学する年の4月1日現在で24歳未満

海上保安官の学校卒業後

海上保安官の各配属先へ進んで行きます

 

学校卒業後は本格的に海上保安官の道へ

  • 各都道府県の海上保安官に所属し保安官としてデビューする

 

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ココがPOINT
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海上保安官になるには、冷静で迅速そして的確な判断と責任感があることが大切です。更に身体的に自信があり正義感に満ち溢れていると言う方が向いています。
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