住宅ローンを組むときは、自分から指定しない限り「元利均等払い」に設定されています。
これは、支払っていない元金に対して指定の利息がつき、その残りを元金に当てる方法です。
例えば、2000万円を3%の金利で借りたとしたら、第1回目の返済の時には、
利息だけで「2000万×3%/12ヶ月=5万円」になります。
返済額からこれだけの金利を差し引くと、元金がほとんど減っていないことがわかりますね。
元金が減ると、当然支払う利息の金額も少なくなります。けれども、毎月の返済額は変わりません。
だから、毎月の返済額の中の元金の占める割合が、少しずつ多くなっていくのです。
これに対して、「元金均等払い」という支払い方法もあります。
これは、
元金を毎月均等に支払うように設定してあるため、払えば払うほど、毎月の支払額のうちの利息の部分が減っていきます。
最初は返済が大変ですが、元金の減りが早いため、トータルで考えたときに利息の支払いが少なくてすむというメリットがあります。
利息のつき方も、固定金利と変動金利、その両方を組み合わせたものがあります。
固定金利とは、借り入れをしたときに決められた金利が、返済完了まで続くものです。
金利が低いときに借り入れし、後に金利が上がったら、この借り方はオトクです。
ただし、その逆も考えましょう。金利の高いときに固定金利にすると、景気が悪くなって金利が下がっても、ずっと高い金利のまま支払わなくてはなりません。
また、固定金利の住宅ローンは、変動金利のものよりは、あらかじめ金利が高めに設定されています。
変動金利とは、半年〜1年の決められた期間ごとに金利が見直されるものです。
少し前に、量的緩和が解除されましたが、今も続いているゼロ金利政策もやがて終わりを告げるでしょう。
そうして金利が上がり始めると、住宅ローンの金利も上昇していきます。
金利が低くなると固定金利よりもオトクですが、金利が支払いの途中で上がると、返済額に反映されるため、予定していた返済額を上回る可能性があります。
両方を組み合わせたものは、「固定期間選択型」と言います。
2年間・5年間・10年間といった期間は固定金利を適用し、その後は変動金利になるというものです。
これは、返済が始まった数年間は金利が固定されていますが、変動金利になったときに金利が上がっていると、返済額のうちの金利が占める部分が急激に増える可能性があります。
場合によっては、利息ばかりになって、元金が払えないという場合も!
その逆も考えられますが、今のような低金利時代には、上がる可能性のほうが高いでしょう。