消費税申告書と税額
               
               
               
              消費税額計算
              例えば、手続き花子さん 飲食業 売上1000万円 経費300万円の場合
              ※飲食業は上記↑表で「みなし仕入率」60%です。
              (分かり易く単純に計算します)
              「最初の方に掲載した上記の計算式に当てはめて計算」
               
              原則課税
              1000万円×8%−300万円×8%=56万円 
               
              簡易課税
              1000万円×8%−1000万円×60%(みなし仕入率)×8%=32万円
              いかがですか、上記の計算でも分かる様に今回の売上と経費では、簡易課税による消費税支払い32万円の方が安く抑えられます。
               
              要チェック
              しかし、簡易課税が絶対的に安くなるのか?
              そうは限りません。例えば、売上に対して経費が高額になった場合や業種による仕入率などによっては、原則課税を採用した方がお得になる場合があります。
              また、一旦、簡易課税の方が有利と思い採用した場合は2年間は変更できないので注意が必要になります。
               
               
              消費税申告書サンプル見本
              ※右側の赤線枠の所に注目。ここに「一般用」とあれば原則課税の申告用紙で、「簡易課税用」とあれば簡易課税の申告用紙です。間違えない様に。
              
              消費税申告書(一般の原則課税)は←こちらからダウンロードしてください。
              消費税申告書(簡易課税)は←こちらからダウンロードしてください。
               
              補足事項
              税金の申告逃れや忘れは重い罰則が課せられます。延滞や追徴課税が徴収されます。
              無申告状況の場合は、遅かれ早かれ税務署に判りますので早い段階で対処する事。
               
              ・確定申告の種類と必要添付書類は以下を参考にして下さい。
               
              ・税金お金手続き目次へ行く