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「手続きNET」のミキです。今回、「オレオレ詐欺、母さん助けて詐欺」について皆さんにご紹介しようと思います。
特に、既に独立し一人暮らしのお子さんがいらっしゃるアナタ。必見ですよ! そうではない人も、お友達や知り合いが被害に合わないためにも、是非参考になさってくださいね。

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悪質な詐欺事件から身を守るために
悪質な詐欺事件 悪質な詐欺事件から身を守るために。

ここ10年ほどの間に「オレオレ詐欺」と呼ばれるような、人間の良心に付け込む悪質な詐欺事件が急激に増加し、被害額は日に日に増加の一途を辿っています。

このような詐欺行為の大きな特徴は、息子や孫など家族を装って高齢者の元へ電話をかけ、言葉巧みに高額な金銭を支払わせるということです。電話の内容は様々で、交通事故を起こしてしまったため示談金が必要だ、職場の金を使い込んでしまった、事業で失敗してしまったため穴埋めが必要だ、などトラブルを金銭で賠償しようというケースが多い傾向にあります。 

こういったやり取りは電話が中心となり、以前は被害者を銀行のATMまで誘導し金銭を振り込ませるというものでした。

しかし、被害が増加するにつれ警察による注意喚起や銀行側でも対応策を講じたため、金銭の受け渡しは振り込み型から受け子を使った直接手渡し型などへと多様化しています。 

当初は「振り込め詐欺」や「オレオレ詐欺」とも呼ばれる名称でしたが、警視庁が被害実態に合致した名称を新に一般公募し「母さん助けて詐欺」と、より市民にわかりやすい名称が付けられました。 

このような詐欺事件の被害者は主に60代以上の高齢者が中心となっています。高齢者の孫世代を装って金銭を要求してきますので、普段から家族間で密に連絡を取って意思疎通をはかっておくことが大切と言えます。

また詐欺の直前に「携帯電話の番号を変えた」というような連絡が来るのも大きな特徴です。このような連絡が来た場合は、電話を切った後に改めて本人に確認の連絡を入れるのも詐欺を防ぐ有効な手立てと言えます。 

詐欺事件の被害者が口をそろえて言う言葉に「自分は騙されないと思っていた」というように、自分だけは大丈夫・詐欺だとは思わなかったという油断が被害を招きます。普段から用心するに越したことはありません。ニュースや新聞などでも事件が取り上げられる機会は多いですので、家族で改めて詐欺について話し合いをしておくことが何よりの予防策になるのです。

また、防止策として有効なのが「合言葉」です。家族間の中だけで通じる合言葉を決めておくことも良いでしょう。 

このような詐欺事件は今後も手口を変えて様々な形で私たちの生活を脅かします。日ごろから注意するとともに、万一遭遇してしまった場合のために、相談できる相手を見つけておくのも大切です。

親心を悪用した詐欺に遭わないために、私たちには常に冷静に対処することが求められているのです。

オレオレ詐欺の手口に対する社会の対応について
悪質な詐欺事件
オレオレ詐欺の手口に対する社会の対応について

オレオレ詐欺の手口は近年ますます巧妙になっているといわれています。一般的にオレオレ詐欺は高齢者の自宅に息子や娘を装った電話をかけ、お金が必要だらから振り込んでくれという手口で銀行口座に多額のお金を振り込まれるといったことから振り込め詐欺とも呼ばれます。

また、最近は母に息子がお金をせがむパターンが多いことから、母さん助けて詐欺と呼ばれることもあります。そうした、オレオレ詐欺ですが、近年増加している方法としては、本人を装った電話をかけ、会社の関係者などがお金を受け取りに行くといったパターンがみられるようになっています。

このタイプのオレオレ詐欺のテクニックは非常に巧妙であるといわれており、会社の関係者だからといって安心してお金を簡単に渡してしまう高齢者が多いといわれています。そうしたこともあって、現在では自治体と警察がオレオレ詐欺に対する啓発活動を様々な形で行うようになっています。

たとえば、防災無線で市民へ今日オレオレ詐欺が発生したということを知らせたり、自治体の職員が市内の高齢者の自宅を一軒一軒訪ねて、注意を呼び掛けるといったことが行われてきています。

また、オレオレ詐欺を最前線で防ぐために、金融機関の社員もオレオレ詐欺を未然に防ぐための研修を受けるといったことが行われてきています。たとえば、多額のお金をATMコーナーから振り込もうとしている高齢者を見かけた場合には、金融機関の社員が積極的に振込みの目的についての声掛けを行うようにしたり、一度に多額のお金をATMコーナーから入金できないようにする金融機関も増えてきています。

また、ATMの機能として、振込み詐欺による振り込みではないかどうかといったことをモニターで確認することができるようになってきています。そのため、近年では社会全体の取り組みとして振り込め詐欺に対する厳しい対応が行われるようになってきました。

一方、オレオレ詐欺に対する法的面での対策も取られるようになっています。また、オレオレ詐欺の刑事裁判においてはオレオレ詐欺の主犯格である、出し子や受け子といった実行犯に対しても厳しい判決が下ることが多くなってきており、こうしたことがオレオレ詐欺の大きな抑止力になっています。

現在もオレオレ詐欺グループは全国に点在しているといわれていますが、社会全体からの監視の目もあって詐欺を行うことにあたって非常に苦しい状況にあるとされ、近い将来こうした詐欺が撲滅されることが期待されています。
オレオレ詐欺に騙されない方法とは
悪質な詐欺事件オレオレ詐欺に騙されない方法とは

最近オレオレ詐欺に騙される人が増え続けているって言いますけど、オレオレ詐欺に騙される人って言うのは、比較的年配の人に多いんですよね。世間一般的に親しい家族や身内からの、急に救援を求めてくる電話とかがかかってくると、ほとんどの人が急を要する事態だと危機感を覚えて、ろくな確認もしないで信用してしまうそうです。

こういったオレオレ詐欺に騙されない方法って言うのは、実はちょっと冷静になるだけで意外と簡単に見破れるものなんです。

オレオレ詐欺の見破り方をあらかじめ知っておけば、いざオレオレ詐欺の電話がかかってきても、あわてずに冷静に対処することができて、オレオレ詐欺の被害にあわなくても済むようになるので、無用なトラブルに会わないで済むんです。

オレオレ詐欺に騙されない具体的な方法を知るために、まずはオレオレ詐欺を見破った際の事例を挙げてみますね。

まず最初にオレオレ詐欺を見破った事例として挙げられるのが、普段から聞きなれている家族の声と電話越しの声が違っていることが挙げられるんです。

電話越しの声と言うのは、直接会って会話をする際とは若干声が変化しますけど、普段から聞き慣れている言葉ならば多少声の質が変化しても、冷静に聞いていればその声が家族のものかそうでないかはすぐにわかるものですから、まずは急な電話でも冷静になって相手の声を聞くことがとても大切なんですよ。

家族が普段言わないようなことを電話で話してきたり、話が食い違う電話がかかってきた場合にも、オレオレ詐欺の電話かもしれないので注意が必要ですね。

オレオレ詐欺に騙されないためにも、普段からの家族とのコミュニケーションをしっかりとして、距離感の近い人間関係を築いていけば、自然とオレオレ詐欺に騙されないようになっていくんですね。

普段子供などと離れて暮らしている高齢者の方もいるので、日ごろから会話などができないかもしれませんけど、できる限り頻繁に連絡を取り合って、コミュニケーションを濃密にして家族のことを深く知ることも、オレオレ詐欺に騙されないためには大切なことなんですよ。

特に高齢者の親を持つ子供さんも、両親の元へ定期的に訪れたりして顔をあわせて会話をするのも、両親がオレオレ詐欺に会わないためにも重要なことなんです。

距離が遠くてなかなか両親に会えないという方でも、電話での連絡を定期的に取ることでオレオレ詐欺に騙されないようになるでしょうね。

また、実際に相談したい事がある方は、手続きネットの無料弁護士相談をご覧下さい。←

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